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『シャッター アイランド』 というミステリ映画 を観ました。
海外の読者が選ぶミステリー小説のおすすめ作品 に原作の小説がランクインしていたので観てみました。
そのおすすめランキング Top 10 のなかでも10位だったのであまり期待してはいなかったのですが観てみると 大当たり でした。
この物語の主人公は連邦保安官のテディ・ダニエルズです。
孤島”シャッター アイランド”に在る精神を病んだ犯罪者を収容する施設から行方不明になった女性を探し出すために、テディは島を訪れます。
失踪した女性が残した暗号メモを手がかりに捜査を進めるのですが、施設の職員たちの不審な言動に気付いたテディは、この島にはより重大な秘密があることにこぎつけます。
テディが企みを見抜いたと思いきや、すべてが見かけどおりではないことが明らかになります。
IMDb で予告編動画を観る ことができます。
わたしがこの映画を観て、いちばん心に残ったところは、最後に謎が明らかになったときのインパクトです。
謎が謎を呼ぶところや怪しい人物が複数人いることなど探偵小説の非常に基本的なプロットですが、物語が進むにつれてプロットは複雑になりハラハラ・ドキドキの緊張感が高まります。
そして探偵役が事件の謎を暴いたところで 一件落着しないストーリー が何とも素敵で、視聴者を騙す展開がミステリ作品独特の最後の「やられた」感を高めてくれました。
クローズド サークル(孤島)で繰り広げられるミステリ映画の中で最高の部類に入るものでした。
推理小説やミステリ映画で「もう騙されないぞ」と身構えてみても、それを覆される喜びがこの映画で味わえます。
作品紹介で「どんでん返しのラスト」「衝撃の結末」といった、半分ネタバレのように紹介させているのはもったいない気もするのですが、どんな風にストーリーがひっくり返るのかは観てのお楽しみです。
主役を演じたレオナルド・ディカプリオも適役かと思います。
じっくり腰を落ち着けて鑑賞する映画で、昼よりも夜の静まり返った部屋で観ると、緊張感が高まると思います。興奮して眠れなくなるかもしれませんが(笑)
なお、本作品のレーティングはPG12(小学生以下のお子様が視聴する際、保護者の助言・指導が必要)となっています。
シャッター アイランド (2009) Shutter Island | |
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最終更新日: 2020年05月17日(日) / カテゴリー: 推理小説・映画