本ページには広告・プロモーションが含まれています。

初めてサッカー・Jリーグの試合へ行く人達へサッカー観戦のための服装や持ち物、スタジアムの楽しみ方などを案内します。 ひとりぼっちで行っても良いし、家族や友だちを誘ってみてサッカー観戦を楽しみましょう!

メインスタンドからの様子

私が初めてJリーグの試合を観に行ったのは2016年10月でした。この記事を初めて書いたのが2017年の11月で記事の内容を更新している今は2022年ですが、サッカーを観に行くようになった初心の頃の経験をもとに編集しています。
新しい情報を加えるように定期的に内容を見直していますが、チケット購入方法や観戦ルールなどはJリーグ公式や観戦予定チームの公式サイトで常に最新の情報を確認してください。

行く前の準備

行く試合を決める

友だちに誘われて行く日が決まっている人は特に考えなくても良いと思いますが、これから行こうかなという人は選択肢として地元や近隣地域の試合へ行くのが最も簡単でしょう。

日程はいつでもいいでしょう。事前に天気をチェックしておいて雨が降らない日が良いです。 屋根の無いスタジアムで雨の中の観戦はつらいです。 ですから「明日は雨が降らなかったら行ってみようかな」ぐらいの気持ちで行く日を決めましょう。

見たいチームが決まっていなければ右も左も分からない初心者には対戦相手がどうだとかわかるわけないので「行けそうな日」を選ぶだけです。

私は初めて観戦に行った試合は当日決めました。

チケット購入、席種選び

セブンイレブンの前売りチケット。使用済み。

必要なものなので前売りで買うのがおすすめです。前売りチケットは当日券より少し安いです。

何となく行ってみようという感じでしたら当日券の購入でもかまいませんが、売り切れになっていることもあるので事前にチェックしてから行きましょう。

チケットの購入場所は Jリーグチケット のほか、コンビニやスタジアム現地になります。 JリーグチケットではQRチケットも販売されているのでスマホがチケット代わりになります。

座席はおおまかに分けて、試合を主催する「ホーム」側を応援する人たちと、「アウェイ」または「ビジター」と言って対戦相手のチームを応援する人たちに分かれています。 もちろんホームとアウェイ(ビジター)の観客がミックスされた座席もあります。

初めての人は、メインスタンドやバックスタンドと呼ばれるTVで見るような視点でピッチ(サッカーのコート)を横から眺める場所が良いです。

ゴールの裏あたりは熱狂的なサポーターの人たちが集まる場所ですので、何もわからない初めての場合は避けたほうがよいと思います。

ちなみにホームチーム用のサポーター席ではアウェイチームのユニフォーム・グッズ着用および応援はできません。 反対にアウェイチーム用のサポーター席ではホームチームのユニフォーム・グッズ着用および応援はできません。

席種は確実に座れる指定席がおすすめです。 指定席は自由席に比べて料金がやや高いですが、初観戦なら場所取りの心配がない指定席でしょう。

自由席を選ぶ場合はスタジアムに早めに行って入場の列整理に並んでおくと場所取りできます。 場所取りのために待機列に並ぶ目安としては開場の1時間前かと思います。試合開始1時間前ではありませんのでお間違いなく。試合の重要性やチームの人気度で並び具合はバラつきます。

持ち物

試合開始前のピッチの様子

初めて観戦するときに悩むのが持ち物です。

必要最低限の持ち物は チケット と交通費や飲食費のための お金 です。

しかし、スタジアムではイベントが行われていたりゲートでフリーペーパーが配布されているなど、あれやこれやと手荷物が増えます。 そうした物を一切貰わないというのなら別ですけど、チームのグッズを買ってみたくなったりするので何らかの バッグ があれば重宝します。

バッグはリュックサックが両手が塞がらず便利。汚れても良いものをおすすめします。

大荷物にならないように必要最低限にとどめましょう。 遠方のスタジアムに宿泊前提で行くなら小旅行の準備ですね。

近場のスタジアムでもしっかり準備しておきたいなら遠足を想定して持ち物を選ぶと良いかもしれません。

チケット、お金
忘れないようにしましょう。チケットは当日券を買う場合は持ち物に入りませんが、 前売りQRチケットを買った場合はQRコードをプリントアウトしておくかQRコードが表示できるスマートフォンが必要です。 ちなみに2019シーズンは ヴィッセル神戸がノエビアスタジアム神戸で完全キャッシュレス化 といって、買い物には紙幣や硬貨での支払いができず電子マネーやクレジットカード、アプリ決済が必要です。
座布団、折りたたみクッション
スタジアムの座席は固いので長時間座って観戦するのに良いです。 冬は冷たい座席からお尻を守ってくれます。 私は100円ショップで買った折りたたみクッションを愛用しています。 自由席でテープ貼りが禁止されていなければ、席取り用として養生テープで貼り付けておくのにも使えます。
ゴミ袋、レジ袋、ポリ袋
カバンの汚れ防止、または汚れ物、濡れたものを入れるために必要です。 カバンの置き場所は座席の下なので汚れ防止に重宝します。 カバンが入る大きなサイズの袋を一つは用意しておきましょう。 食べ物のゴミなどが出たときにレジ袋があると便利です。
レインコート、カッパ
雨の日の観戦に必須アイテムです。傘を差しての観戦・応援は禁止です。 レインパンツがあれば尚良。一部に屋根があるスタジアムでも前列は風向きによって雨がかかる座席もあります。
折り畳み傘
雨天時、傘を差しての観戦・応援はNGだけど、スタジアムへの行き帰りに雨が降っている、 あるいは降るかもしれない予報では持っていきましょう。
飲み物
カンやビンはスタジアムに持ち込めません。 ペットボトルも500mlまでといった制限がある場合も。 私は子供と二人で出かけるのですが1.5リットルの水筒にお茶を入れて持っていきます。 現地のコンビニや自販機でスポーツドリンクを調達することもあります。夏場は自販機が売り切れることもあります。
軽食、お弁当
試合開始時刻にもよりますが、14時や15時キックオフだとおやつ代わりにハーフタイム中に食べるものを用意しておきます。 飲食は現地スタジアムの売店や屋台で買えますが、 試合中に席を離れるのが嫌な場合や試合開始前に昼食をしたい場合は、 事前にコンビニやスーパーでおにぎりやサンドイッチ、ガムやスナック菓子など調達しておきます。 13時、14時キックオフですと昼食をスタジアム内で済ませるためにお弁当を持っていくのも出費が抑えられて良いです。 立ち見席でガンガン応援するなら、ゆっくり食べられる時間はハーフタイムの15分程度に限られます。
オペラグラス、双眼鏡
ピッチ(コート)が遠いスタジアムだと選手を確認できないときがあるので、 選手の細かな表情やピッチの状況を見たい人は持っていきましょう。 私は持ってないです。
タオル
お出かけの必需品ですが、汗拭き用のほか、頭の上からかぶって日除けにもなります。 寒いときは首に巻いてマフラーとしても使えます。
帽子、サングラス
日差しがきつい座席があるので天気が良い日は帽子は必需品です。スポンサー看板などで日差しの反射が気になるときもあるのでサングラスも重宝するかも。スタジアム内は日傘を含め傘の使用は禁止です。
ブランケット、ひざ掛け
冬は足が冷えます。冷え防止、風除けにひざ掛けはすごく役立ちます。


試合当日の服装

「ユニフォームまたはユニフォームに似たシャツを着るのですか?」

いいえ!そんな決まりは無いです。

ただし、応援するチームが決まっているのなら チームカラーでコーディネート しましょう。

チームカラーの服が無ければ相手チームのカラーを避けるようにしてグレーや黒、ベージュなどが無難です。

動きやすい服装が基本です。 スタジアム内は階段もあるので靴は運動靴やスニーカーといったヒールの低いものが良いです。

春、秋
試合終了時間が夕刻だと気温が下がって寒いときがあるので上着があったほうが良いです。
屋根のないスタジアムも多いので帽子(キャップ、ハット)は絶対必要。 日傘は傘を差しての観戦・応援になるのでNGです。 座席によってはスタジアム内の看板などで光が反射して眩しくてピッチが見えないときもあるのでサングラスがあっても良いかも。
マフラー、ひざ掛け、ニット帽、手袋、靴下2重履きなど、じっと座って観戦することを考えて防寒対策をしっかりしましょう。 コートはベンチコートと呼ばれる膝下まである長いコートもおすすめです。貼るカイロやつま先用のカイロも重宝します。

スタジアムに着いたら

市立吹田サッカースタジアム

スタジムの開門はキックオフの3時間前から2時間半前くらいです。

ファンクラブ会員が優先入場となるので、ファンクラブ会員でない人は一般入場となり、やや時間が遅れての入場になります。 席種が自由席なら座席を確保するために列整理に並んでおきましょう。

ゴール裏を選んだあなた。初めてですので集団からやや離れて座ってみて試合時には応援の仕方を真似てみましょう。

入場待ちの列整理など観戦にあたってのルールはスタジアムによって異なりますので事前にホームチームの公式サイトでチェックしておきましょう。

入場

スタジアムの安全確保のために入場口で手荷物検査が実施されています。

すべての荷物がチェックされることはほとんどありませんが手荷物が見えるようにバッグの口を開けて入場を待ちましょう。 列の前の人達を見れば検査風景はわかります。難しいことはありません。

自由席の席取り、場所取り

自由席は当然のことながら入場が早い人から確保できます。入場の順番は基本的に先着順です。ファンクラブ会員向けに抽選制を導入しているチームもあります。

席取り方法はタオルやレジャーシートを置いたり、テープ貼りなどがあります。スタジアムによってはテープ貼りや連続しての席確保が禁止されています。

置くものはスタジアムを歩き回るには不要な荷物やタオル、マッチデープログラムなどスタジアムでの配布物でしょうか。 いずれにしても風で飛ばないように重い物を置いておきましょう。

背もたれがついていて座面が持ち上がるシートでは大きめの洗濯バサミでタオルやブランケットを挟んでおく方法もあります。 テープ貼りが禁止されたスタジアムでのレジャーシートやタオルを使った場所取りは 【ガンバ大阪】吹田スタジアム観戦について【プチ情報】 が参考になります。

席取りのためにスタジアムへ行く時間の目安は 開場の1時間前 です。試合開始の1時間前ではありません。

再入場

再入場を行っていないスタジアムもあります。入場前に忘れ物がないか確認しておきましょう。

再入場が可能なスタジアムは専用ゲートからスタッフの方に、再入場のためのチケットを受け取ったり、手にスタンプを押してもらって退場します。 入場はチケットを渡すかスタンプが確認されます。

入退場には当日の試合チケットを確認されることがありますので チケットは常に身につけておきましょう


試合前

スタグルやグッズ販売、イベントの様子。

試合前はスタジアムグルメを堪能したり、チームのグッズを見たりして楽しみましょう。 何らかのイベントが開催されていることもあります。あっという間に時間が過ぎてしまいますよ。

試合開始1時間前くらいに選手のウォーミングアップが始まります。 試合前の選手の姿を見たい場合には席に着いてぜひ見学してください。

スタジアムでは試合前も飽きないように工夫が凝らされています。 写真を撮るなど思い出を残しましょう。

試合中

試合中フリーキックの様子

サポーターによって応援スタイルは様々です。 とにかく楽しみましょう。

「行け!」「走れ!」「シュート!」「やったー!」「ぅおーっ〜」

声を出したり拍手したり、思いっきりエキサイトしましょう。

立ち見OKの座席だったら、飛んだり跳ねたり、拳を高くあげたり、フラッグを掲げたり、 周りのサポーター達の様子もうかがいながら一緒に熱く応援しましょう。 とにかく初心者なので右も左も分からないのは当然です。応援歌を知らなくても大丈夫。

汚い野次を飛ばす人もいますが無関心で。

応援しているチームがゴールを決めた時には周りの人とハイタッチで喜び合うことも。

前の座席を蹴り飛ばしたり無駄に奇声をあげたりしないようマナーを守って試合を楽しましょう。

観戦ルールやマナー

Jリーグとして安全で快適なスタジアムでの試合観戦を提供するため、試合運営管理規程に沿って試合運営が行われています。 マナーやルールを守って応援・観戦しましょう。

Jリーグ共通観戦マナー&ルール

試合が終わったら

サポーター席へ挨拶へ来る京都サンガの選手

帰りの混雑を避けるために試合終了と同時に席を立つ人もいますが、 初めての観戦なら選手が退場するまで拍手を送るなど試合後の余韻も楽しみましょう。

ホーム側の選手はスタジアムを周回してスタンド近くに挨拶へやってきます。 またホームチームが試合に勝てばヒーロー インタビューも行われます。

帰り道は焦らずに。 観客数が1万〜2万人以上ともなれば帰り道がたいへん混雑します。 スタッフの誘導に従ってスタジアムをあとにします。

自分の荷物を忘れずに、そして会場のゴミ箱はすぐにあふれるので出来れば自分のゴミは自分で持ち帰りましょう。

終わりに

さて、これで観戦の準備は万全です。 ぜひJリーグ観戦を楽しんでください。

おすすめの関連ページ

私が初心者のころ読んでいたページです。参考にご覧ください。おもしろい体験記もあります。


最終更新日: 2022年12月23日(金) / カテゴリー: その他