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アニメ 魍魎の匣

推理ものアニメの 『 魍魎の匣 』を観ました。

原作者の京極夏彦さんが書いた小説を一度も読んだことが無く、京極さんの作品に以前から興味をもっていたこともあって、動画で視聴できる作品なので観てみました。本格ミステリーの作者であることが興味を持った理由です。

作品のあらすじ

このアニメは、 中禅寺秋彦(愛称は「京極堂」) が主人公の物語です。

京極堂は、古本屋を営む男ですが家業が 陰陽師 ということもあり神仏や家相、怪奇現象などに詳しい人です。

京極堂は、友人から相談を受けてバラバラ殺人や失踪事件の謎を解くというお話です。

感想

わたしが、いちばんおもしろいと感じたところは、京極堂が憑き物や透視といった怪奇現象について仲間たちに説明するところです。

わたしはこうしたシーンを観て、本格推理の醍醐味である犯人を推理する以外に、祈祷や占術、化け物、超能力など不思議な出来事には論理的に説明できる背景があることに関心しました。

なぜなら、殺人事件であろうが霊能力であろうが、わたしは「謎を解く」ということがおもしろいと感じるからです。

おわりに

魍魎、憑き物、陰陽師に関する造詣をおもしろいと感じるか否かで評価が分かれそうな作品です。

推理作品として目新しいトリックがあるわけじゃないので、本格推理ものとしては及第点かもしれないけれど、絡まった紐がスルスルとほどける展開は気持ちよかったです。

アニメは全13話で構成されています。1話が23分とテレビアニメの長さなので毎日1本か2本を観て合計で5時間もあれば視聴完了です。

原作の小説とは一部異なる部分もあるようですが、文庫本はなんと1060ページもあるので小説を読むより動画で観てしまうほうが早いですね。

魍魎の匣 (2008)
満足度(最大星5つ)
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最終更新日: 2020年04月26日(日) / カテゴリー: 推理小説・映画