重要
この文書は『 ノートパソコン購入ガイド 』の一部です。文書の文脈に不明な点がある場合は はじめのページ から読み返してください。
本記事では Apple の ノートパソコン である、MacBook Air と MacBook Pro の特徴を紹介します。
Apple のノートパソコンは製品名が「MacBook (マック ブック)」で、2023年7月時点で2つのブランド(種類)があります。
- Air (エアー)
- Pro (プロ)
括弧()内は日本語での読み方。正式名称は英字表記。
ブランド比較表
ブランドを価格、性能、用途で比較します。
性能と用途については私個人の経験にもとづく評価です。 この記事を書いている時点で私は自宅で Lenovo の ThinkBook 14 Gen4 AMD (※)を使用中でして、この製品スペックを中間の位置づけとして良し悪しを判断する目安にしています。
(※)比較製品が他社製ではありますが、どのメーカーであってもCPUやメモリなど同じ仕様の部品を搭載していれば性能の違いはほとんど無いので比較することができます。
価格と性能
価格と性能の評価を「低」「中」「高」の3段階に分けてます。
ブランド | 価格 | 予算 | 性能 |
---|---|---|---|
Air | 低~高 | 14~20万円 | 中 |
Pro | 中~高 | 18~35万円 | 中~高 |
価格は2023年7月現在。
性能の「中」判定となるスペックの目安は以下の通りです。
- チップ: M2
- メモリ: 16GB
- SSD: 256GB
業務用途
業務には MacBook Pro のほうがオールマイティに使えます。
業務内容の違いは、パソコンにかかる負荷の違いとして認識してください。 評価を「○=向き」「△=どちらかといえば不向き」「☓=不向き」の3段階に分けてます。
処理データ量が多い業務用途での比較
ブランド | RAW画像・映像編集 | 科学技術計算 | ソフトウェア開発 | 2D,3Dグラフィック制作 | ライブ動画配信 |
---|---|---|---|---|---|
Air | △ | △ | △ | △ | △ |
Pro | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ブランド | プレゼン資料作成 | データ入力 | ビデオ会議 | 写真・動画視聴 |
---|---|---|---|---|
Air | ○ | ○ | ○ | ○ |
Pro | ○ | ○ | ○ | ○ |
家庭向け・ゲーム用途
自宅で動画視聴やショッピング、簡単な写真編集や管理をする程度なら Air で十分です。
ちなみに、ゲームのためだけに MacBook は買わないほうが良いです。どうしてもゲームを快適に遊びたいなら Pro か Air のなかでも最高スペックを選びましょう。
評価は3段階「○=向き」「△=どちらかといえば不向き」「☓=不向き」に分けてます。
ブランド | 動画視聴 | ブラウジング | 写真加工 | 年賀状作成 | チラシ作成 |
---|---|---|---|---|---|
Air | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Pro | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ブランド | 家計簿 | 3Dゲーム | ビデオ通話 | ライブゲーム実況 |
---|---|---|---|---|
Air | ○ | △ | ○ | △ |
Pro | ○ | ○ | ○ | ○ |
ブランド別解説
ここからはシリーズ個別に特長や用途を解説します。
上の比較表で示したことを、やや詳しく文章で説明しています。
MacBook Air
- 薄型軽量で携帯性の高いノートパソコン
- 簡単な資料作成や写真加工、動画視聴など家庭向けの性能
- ビジネス向けではデータ入力だけ、プレゼン資料作成、ビデオ会議程度はこなせる
- 標準のメモリ 8GB では複数の作業をこなすには不十分。グラフィック系の作業をするなら16GBを選ぶべき。
- 画面サイズが13と15インチの2種類
- 価格は幅広い。2023年7月時点での購入予算は14~20万円
MacBook Pro
- 正直 Air と見た目以外の違いがわかりにくい
- 重くて持ち運びには不便
- 標準のメモリ8GBでは複数の作業をこなすには不十分。16GBを選ぶべき。
- 16GBのメモリ搭載を前提にすると、不自由なく業務でも耐えられる性能になる
- 画面サイズが13,14,16インチの3種類
- 価格は幅広い。2023年7月時点での購入予算は18~35万円
Apple のノートパソコンを安く買うには
メーカー公式からセール品が出ることはありません。
完全な新品ではありませんが Apple 公式では、返品などで戻ってきた新古品を 「認定整備済製品」 として売っており少しだけ安く買えます。 整備品も常に理想の製品が置いているとは限らないので毎日最新情報をチェックしておいて損はないです。
その他、大手通販サイトの Amazon では、たまに特選タイムセールとして割引価格で買えるときがありますので、下記のリンク先をぜひチェックしてください。