『 ノートパソコンの選び方 』ページでは、ノートパソコンのサイズについて説明しました。なかでも使いやすさと携帯性のバランスが良いのは13~14インチのサイズとしました。
そして筆者もその通りに14インチのノートパソコン(いまは Lenovo の ThinkBook 14 Gen 4 )が趣味・個人用途のメインマシンです。
14インチには筆者なりのこだわりもありますので、その点を紹介します。 あなたも14インチの良さをぜひ知ってください。
この記事の目次
画面の見やすさ
14インチの画面サイズが良いと結論付けた理由は以下の通りです。
- 13インチでは画面がやや狭く文字も小さいので見にくい。
- 15インチだと画面は見やすいけど本体のサイズが大きくなる。そのため後述する筆者が望む要件を満たさない。
アスペクト比 16:9 で主流のディスプレイの解像度 1920 x 1080 px における評価です。
キーボード配列
筆者には数字だけを入力するための「テンキー」は不要です。
外付けマウスとの距離とも関係しますが Enter キーの右側に余計なキーはいらないのです。 それを満たしているのが Windows ノートパソコンのほとんどが14インチまでのサイズなのです。
できるだけコンパクトなキーボードと右手側の外付けマウスまでの距離を考えたときにちょうど良いのが14インチです。
ちなみに MacBook にはテンキーが無いので、キーボード配列の観点では14インチにこだわりません。
外付けマウスとの距離
筆者はエクセルやパワーポイントの資料作成をする時は、外付けのマウス(トラックボール)を使用しています。
キーボード手前に配置されている四角いトラックパッドでは、指先の細かい操作に疲れてしまうのでトラックボールを使っています。 そこでキーボードとマウスを往復する負担を軽減するために大切なのが外付けマウスとの距離です。
腕の振りを最小限にするには、キーボードのすぐそばにさっと手を伸ばして届く距離にマウスが無いとだめなのです。 必然的にノートパソコン全体の大きさもコンパクトなほうが良いので、無駄なキーがなくてマウスまでの距離が短いのが14インチのノートパソコンになります。
またマウスが遠い距離にあると、肘から先を大きく外側に開いてマウスをぐりぐり動かすことになり、この動作も相当負担になります。
この事は長年パソコン作業を続けてみないと気づきにくいかもしれません。腱鞘炎になってからでは遅いので、みなさん気を付けてください。
携帯性
しょっちゅう持ち運ぶわけじゃありませんが、例えば家の中でも通販サイトで買い物するときは家族に商品説明や画像を見せるために、いつも置いている机からパソコンを持ち運ぶことがあります。
家の外に持っていくときもノートパソコン専用のケースか、クッション付きのビジネスバッグに入るサイズも14インチがぴったりです。
長時間の持ち運びはやや重いですが、30分程度なら手にぶら下げていても耐えられる重量に仕上がっているのが14インチのノートパソコンです。